長期優良住宅 - THE200年住宅 -

長期優良住宅とは… その名の通り、“優れた住まい”ということはなんとなく想像できますが、では具体的には、どんな家のことを指すのでしょう。

それは、一般住宅に比べ、耐久性・耐震性・省エネ性に優れ、資産価値も高く、次世代へと受け継がれる家のことです。

社会の変改に伴い、かつてのような「作っては壊す」といった考えから、「良いものを作り、きちんと手入れをして、永く大切に使う」へと変化しています。
つまり、住宅や住環境の「質」の向上が求められているため、それに対応した住まいのことです。

「長期優良住宅」に必要な条件

  • 耐震性

    極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の寛容化を図るため、損傷レベルの低減を図ること(耐震等級2)
  • 劣化対策

    数世代にわたり、住宅の構造躯体が使用できること(劣化対策等級3かつ構造の種類に応じた基準)
  • 省エネルギー性

    必要な断熱性能などの省エネルギー性能が確保されていること(断熱等性能等級5かつ一時エネルギー消費量等級6)
  • 住戸面積

    良好の居住水準を確保するために必要な規模を有すること(一戸建ての住宅:75㎡以上。※少なくとも1の階の床面積が40㎡以上(階段部分を除く面積))
  • 維持管理・更新の容易性

    構造躯体に比べて耐用年数が短い設備配管について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること(維持管理対策等級(専用配管)3)
  • 維持保全計画

    建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること

「税制優遇」や「金利軽減措置」などの優遇措置

住宅ローン減税が、最大455万円控除になり、住宅ローンを組まない場合でも、所得税控除が受けられます。
また、登録免許税、不動産取得税、固定資産税など、住宅取得の際にかかる各種税金の優遇を受けることができます。
※令和3年12月31日までに入居した場合

高い資産価値

長期優良住宅に認定された住宅は、将来の売却に際しても、住宅としての価値が高いので、条件の良い査定額を受けることができます。